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50歳以上の女性:2人に1人が変形性膝関節症

一般的に、変形性膝関節症は女性に多く診受けられる疾病です。

しかも閉経後の中高年女性(50歳以上):2人に1人以上が変形性膝関節症に拘わらず、あらゆる関節部分に悩みを抱えているといわれています。

しかし何故、これほど多くの中高年以上の女性たちが変形性膝関節症を発症しているのでしょうか(=要因)。

それには、2つの要因が考えられます。

○筋力の低下はもちろんのこと、長年にわたる膝に対する負担によるもの(=特にO脚の場合は顕著)。
○膝関節:軟骨の低下(老化)によるもの。軟骨の低下(老化)とは…軟骨の水分減少→軟骨が弾力性を失う→軟骨の不規則なひび割れ→膝の痛み…つまり、膝への負担が増すことを意味します。
(※ちなみに軟骨を構成している成分:Ⅱ型コラーゲン/コンドロイチン/ムコ多糖体→これらが不足すると、軟骨細胞自身が機能低下に陥ります。)

そして上記で明記した要因は、男性より女性の方が多いのです。

私たちが変形性膝関節症の発症を予防するためには、「膝が痛い」という症状が出た場合、無理をせずすぐに医師に相談することです。
(※膝が痛いとは…立つ/座るといった動作が難しい、正座ができない、膝の屈伸ができない等々。)