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変形性膝関節症で日常生活で気を付けること

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変形性膝関節症で痛みがある場合の処置

これは変形性膝関節症に限った事ではありませんが、関節炎などによるわずらわしい痛みがある場合には、その炎症を和らげなければいけません。それには、とにかく患部を冷やしたり、温めたりします。

しかし、変形性膝関節症のような慢性的な痛みが続く病気は、温熱療法がすすめられます。冷やさないように気を付けましょう。

膝を十分温めると、血液の流れが改善され、新陳代謝も良くなります。

そして膝にたまっていた痛みの原因にもなっている物質が、体外に排出されやすくなります。その反対に、膝が腫れているような急性の痛みがない限りは、基本的に冷却療法は用いません。

変形性膝関節症を日常的にケア

変形性膝関節症になってしまった場合、日常的にできる事と言えば、例えば、家の風呂につかり、患部をとにかく温める事です。これはお金もかからず、手軽にできる事なので、ぜひ実践してみてください。また、温熱療法として、ホットパックや温湿布を使って、とにかく炎症している部分を温める事もおすすめです。
その他の方法としては、膝にサポーターをあてると、安定して痛みが和らぎます。

医師に相談しよう!

痛みを和らげるには、冷やした方がいい、温めた方がいいと、その状態によって色々ありますが、自己判断で決めてしまうのは怖い事なので、念のため、医師の判断を聞いて、それ通りにケアしていくといいでしょう。

変形性膝関節症になってしまった時は、とにかく膝に負担をかけない工夫をする必要があります。日常生活から、あまり膝を酷使するような行動をしないようにしましょう。

半月板損傷後は変形性膝関節症になりやすい

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変形性膝関節症だけが激痛の原因ではない?

変形性膝関節症が原因で痛みが生じる場合もありますが、一概に、変形性膝関節症ばかりが膝の痛みの原因という事ではありません。

膝に外傷がある時には、骨折や脱臼、靭帯が損傷している事も有り得ます。しかし、中高年の方が、特別な原因なく痛みを感じる場合には、変形性膝関節症と診断される場合が多いです。

変形性膝関節症の場合、レントゲンをとると、関節の隙間が狭くなっていたり、骨の棘が出てきてしまっている場合があります。このような症状が明らかであれば、変形性膝関節症と断定する事ができるでしょう。

しかし、中にはレントゲン撮影をしても、それほど変形が進行していないのに、激痛がある方もいらっしゃいます。また、もともと変形性膝関節症と言われていたのに、ある時、急に痛みの度合いが変わってくる方もいらっしゃいます。変形性膝関節症の傾向として、痛みには波があり、弱い痛みと強い痛みが順番にやってくるという特徴があります。
このような状態が長く続く場合には、半月損傷という病気である可能性もあります。

半月(板)損傷とはどんな病気か?

半月(半月板)とは、膝の間にある軟骨の板の事です。

「半月」と呼んでいるものの、実際には三日月型と呼ぶ事もあり、ドーナツをちょうど半分に切った形に近いです。骨の表面にしっかりと貼り付いているので、軟骨同士がよく滑ります。半月板も軟骨で、関節に大きな負担がかかった時のクッションのような役割を果たします。

半月は、正常であれば、骨同士の接触を増やし、関節に加わる負担を吸収してくれたりなど、とても重要な役割をしてくれるのですが、その破片が骨の間に挟まり、激痛になったり、まっすぐ膝を伸ばせなくなってしまう事もあります。

半月板損傷後は変形性膝関節症になりやすい事について

半月板(はんげつばん)損傷後は、特に変形性膝関節症(へんけいせいしつかんせつしょう)になりやすいと言われています。
「変形性膝関節症」と言えば、中高年以上の方によく見られる病気です。
この半月板の損傷では、半月板を切ってしまった患者さんは、切っていない患者さんよりも、「変形性膝関節症」になりやすいのが分かっています。