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変形性膝関節症とカイロプラクティック

変形性膝関節症を改善する手段として、様々な治療方法が行われています。その中の治療方法の1つに、カイロプラクティックがあります。

[カイロプラクティック…東洋医学的見地=整体があるように、西洋医学的見地=カイロプラクティックがあります。カイロプラクティックは、身体の自然治癒力を神経系の働きで高める施術法です。]

変形性膝関節症の症状は、関節軟骨の擦り減りによって膝関節に痛みを発症すると言われています。しかし神経経路の観点で捉えた場合、「膝関節の中に痛みを感じる神経」は存在しません。
(実際、同じように関節軟骨が擦り減っても、まったく痛みを感じない方も大勢おられます。)
例えばオスグッド病のようにはっきりした原因がわかっていれば、施術方法も明確になります。
(オスグッド病=高校生ぐらいまでに発症する膝関節症の1つ。スポーツをしている若者によく見受けられます。)

しかし変形性膝関節症の場合、様々な原因が絡み合っているため、改善が思うように見られない症状として扱われてしまうのです。
カイロプラクティックでは、変形性膝関節症で苦しんでいる方を改善に導きます。

○カイロプラクティックの施術方法…
変形性膝関節症であっても、膝の痛みが変形性膝関節症によるものだけなのか…実は膝関節の中に痛みはなく、太腿の筋肉の放散痛を膝に感じてしまう・膝周辺の組織:靭帯や膝蓋支帯(しつがいしたい)が痛んでいる可能性もあります。
(放散痛…痛みの発症部分から、広く外側へ散らばるような痛みをいいます。)
カイロプラクティックでは、まず膝関節の硬さ(可動域の低さ)・膝関節の異常な動きを改善します。そして、膝関節に繋がる全ての組織:骨盤/股関節/足関節等々、筋肉が繋がっている場所をすべて改善します。それによって、日常生活に支障をきたすことのない膝を取り戻します。
(変形してしまった膝関節を、元に戻すことはできません。カイロプラクティックではいち早く痛みを改善し、進行を抑制することで改善のアプローチを行います。)
また関節内では変形性膝関節症以外にも、腫瘍(その他の疾病)などが原因で痛みを発症する場合もあります。
そのためカイロプラクティックの施術が、適しているかどうか見極める必要性もあります(整形外科的な検査が必要な場合も…)。