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変形性膝関節症の専門医に診察してもらいたい

「変形性膝関節症」も他の病気と同じように、早期発見・早期治療が重要です。どのような症状でもそうですが、まず気になったらその部位の専門医に診せるのが賢明です。

整形外科でも、傷病別に専門があるのです。

膝が痛いなら、膝関節の専門医に診せましょう。そして、その膝のどの部分がどんなふうに悪いのか、何処に炎症を起こしているのか、何が原因なのかを早急に発見し、その原因に適した治療をする必要があります。膝の場合、特に早急な治療が必要な症例は、膝に腫れや熱がある場合です。たとえ痛みが無くても、膝が腫れぼったい感じがしたら、痛む前の受信が賢明なのです。

痛みが軽いうちは、レントゲンの撮影でも、普通に立った状態や膝に体重をかけた状態等、あらゆる体勢での撮影することで、軟骨や膝の老化の程度の正しい診断が可能となります。

また、中高年に膝の痛みは当たり前の老化現象と諦めるのは間違いです。老化は仕方ありませんが、痛みという症状が出た以上、それは病気と認識しましょう。膝の痛みには、腫れに伴う痛みと、腫れが治って硬くなった筋肉を無理に動かすことで生じる痛みがあります。これら痛みの原因によって、治療が異なるのです。

また、早期治療で正しい診断が必要な理由は、骨軟骨がすり減ってしまったら、元に戻らないからです。軟骨がすり減ってしまう前に治療を始めることで、状態を維持し、適切な治療をすることで、筋肉強化やセルフストレッチ等の適切な治療を受けることで、回復に向かう可能性が高いのです。膝の状態がどうにもならなくなる前に、受診することが大切なのです。身体は、年齢とともに老化していきます。だからこそ、メンテナンスが必要なのです。

【参考】
ドクターズガイド「膝関節症」
http://dr-guide.net/www/related/?sipp=%E8%86%9D%E9%96%A2%E7%AF%80%E7%97%87&submit